地域連携実習の意見交換会を開きました。

 

令和元年度 地域連携実習意見交換会

日時:令和2年2月6日(木)  16:30~18:00
場所:愛媛大学教育学部会議室
出席者:学校及び教育関係者・・・27名、愛媛大学教員・・・13名、教職支援ルーム・・・1名

実習カリキュラム委員会 安部利之委員長挨拶
学生の体験活動にご協力いただいたことへのお礼と、平成10年に発足をし、少しずつ形を整え、平成18年に地域連携実習という正式名称に代わってからここに至る歴史を説明されました。

地域連携実習ワーキンググループ 中曽WG長

今年度の地域連携実習について、特に例年通りで大きなトラブルもなく、数値も例年並みであったと報告されました。
今年度の数値(2月5日付)
・事業依頼があった学校・教育機関数59
・事業依頼数 153
・延べの参加人数 667名

意見交換

●活動に参加した学生の様子
【小学校】
良かった点
・キッズジョブ 学生がテキパキと動いてくれた。
・保護者からも挨拶など好評だった。自ら動ける学生が多かった。
・PTAバザーでは、ゲームと工作(缶バッジ)この2つは保護者ノータッチ。学生だけで運営してもらった。お父さんお母さんより若い世代が子供たちにはよかった。次年度は企画段階からお願いしたい
・要望したことについて、すべてご対応いただいている。
・空き教室を活用した老人との交流,朝読書のスタッフ等助かっている。
・おやじの会 お化け屋敷を企画段階から入ってもらった。
・病的ケア児 松山城にいけない子供の支援 3名の男子学生にきてもらった。急なお願いでも来てくれて大変助かった。
・自然の家,運動会,マラソン,遠足などのサポートをしてもらい助かった。
学生の感想:こんなに先生の仕事が大変だと思わなかった。来年もどう? >ちょっと迷っています
・外国語アシスタント2名。子どもたちと一緒に楽しんで、ネイティブの先生(通訳など)と子どもとの橋渡しをしてくれている。良い雰囲気づくりなどにも繋がる。
・若い学生の魅力は代えがたい。子どもにとっても声をかけやすい(悩みの相談など)。学習アシスタント+支援が必要な生徒への生活支援面の役割も担ってもらっていて有難い。
気になった点
・空き時間にスマホを触っている学生がいたが、注意するとすぐやめた。
・学生が子どもをサポートしすぎる,子どもを動かせるようなサポートを。
【中学校】
良かった点
・恒常的に入っていて助かっている。
・学生が意欲的にかかわってくれる。
・学生が子供たちと近いので良い。理学部の学生だけれどよかった。
・こどもとの距離が近すぎず取れていた。ちゃんと線引きできている。
・挨拶もでき好感度は高い。
・助かっているところ大きい。
・担任の目の届きにくい理科や運動会も募集したい。
気になった点【全体】
・大学生の子供へのかかわり方にばらつきがあった。
・今年度はお弁当の片付けなどが自主的にできない生徒への指導が必要だったが、学生は気づけなかった。
【幼稚園】
・行事のサポート、準備等助かっている。急な要望にも対応できていた。
・学生からは「子どもの成長がみられた」と感想があった。
【特別支援学校】
・実習の3年生、介護等体験の学生も来る。
・学校祭では、幅広い学生が来ている。打ち合わせが少なくても頑張って活動ができている。

●学生を募集するときの工夫
小学校
・学生はアルバイトではないので,そういう配慮をしてあげないといけない。
・将来の夢を壊さないように気を遣っている。
・学生の名札を自分で書いてもらった。「〇〇先生」と呼ばせる。
・学習アシスタントで年間入ってもらうので、はじめに学生へのガイダンス(守秘義務、配慮すべきことなど)をじっくり説明する時間を設けている。
・行事の補助で1日のみ参加してもらうようなケースも多いが、学生の立場に立つと何をしたら良いかわからないと思われる。そこで、「何をしてほしい」のか、学生には明確に伝えてくださいと各教員にお願いしている。主体的に自分でということは難しいのではないか。
中学校
・数学の学習アシスタントでは担任、TT、学生の3名体制になることがある。担任が学生に指示を出し、動きやすいように配慮している。
・今年度は他の教科も入れて、それについては当日テキストを渡した。
・キャリア教育の取組みで、学生の話を聞く時間を設けた。
・遠いため、交通費を出せない分教員が送迎した。

●大学への要望・改善策
・学校に来たら挨拶を元気よくしてほしい。
・英語の学生に来てほしかったが、大学生が足りないのでしょうがない。
・申請書をもう少し簡略化できれば。
・夏休み明けの10月以降は学生から連絡がなく、参加が途絶えてしまうことがある。
・実習に来たくてもガイダンスを受けていなくて来られない学生が多かった。学生にガイダンスに出ておくように指導すべき。子供理解のために学生の意識の高まりを促したい。

大学から
・実習前にガイダンス等で学校や子供との関わり方について、説明しているが、今後も引き続き強調していきたい。また、ガイダンスには必ず参加するよう呼びかけをしたい。
・学生について気が付きにくいこともあるので、遠慮なく教職支援ルームに話をしてほしい 

●その他
・大学の対応がよかった。
・夏休みの補充学習の日数を増やしたい。
・他の行事への活用も考えたい
・大学を通すとは参加学生に保険が適用されるというメリットがある。
・企画段階から入って,うまくいかなかった責任を学生に負わせるのはかわいそう。
・ 学生に何か持ち帰ってほしいという思いがある。(教員採用試験の情報共有など)
・すぐにでも教員になってほしいような学生が多い。愛媛県で教員になっていただけると心強いと感じる。
・資料から、各学校での地域連携実習の大学生の取組や活動補助などがわかるので参考とした

●質問
・延べ人数620名くらい、実人数は?
→370名程度
・この授業の単位は?
→単位認定されるが、教職の単位にはならない
→単位取得を目的にしている学生は少ない
・出身は?
→県内外は半々、自宅生は1割くらいではないか
・英語のアシスタントの希望者が少ないようだが?需要はあってもそれに参加できる学生がいないのでは?
→学生が減っている。特に英語を専門とする学生が少ない
→宿泊を伴うような活動は可能であるのか?
・可能です。
今年度も学生が大変お世話になりました。特に大きな問題もなく1年過ごすことができました。来年度もよろしくお願いします。

CATEGORY : 地域連携実習|2020年2月28日 3:54 PM  

教員採用試験の相談会を開きました。

 

2月の初旬、卒論も終わった4回生が、3回生を対象にした教員採用試験の相談会に参加してくれました。
小・中・高の校種別、県別に対応して、個々の相談に熱心に応じていました。自分が使った参考書や資料を後輩に譲っている光景も見られ、いい相談会になりました。

CATEGORY : お知らせ| 3:08 PM  

引っ越しました。

 

教職支援ルームのある2号館の改修工事のため、7月末に引っ越しました。
同じ棟の1階東側に移っています。工事は建物の半分を前半と後半に分けて回収するため、完成するのは再来年となりますが、今年度末には元の西側に移れます。

お越しの際には、少々ご不便をおかけしますが、ぜひお立ち寄りください。

CATEGORY : お知らせ|2019年8月20日 3:40 PM  

教員採用試験真っただ中

 

教員採用試験も1次試験の合否が各県で発表され(愛媛はまだです)、2次試験に取り組んでいる学生の姿があちこちで見られます。
今年度も、6月から輝塾を開き、多くの学生が指導を受けました。
また、同じ県を受ける仲間が集まって、自主学習にも力を入れて取り組んでいます。

面接練習

 

 

 

 

 

CATEGORY : お知らせ|2019年8月9日 2:40 PM  

地域連携実習ガイダンスを開催しました。

 

4月11日、17日に地域連携実習ガイダンスを開催しました。
このガイダンスでは、「久米ワクワクチャレンジサタデー」と「リーダー村」「御五神無人島キャンプ」、そして放課後学習支援教室の3つのグループが、昨年度の活動内容を発表しました。

今後のガイダンスの日程

4月15日(木) 12:40~ 教育学部103講義室
5月16日(木) 16:30~ 教育学部大講義室
5月23日(木) 9:00~ 教育学部103講義室

これまでに参加できない人は、教職支援ルームにて、欠席届を受け付けていますので、提出してください。次は7月を予定しています。

CATEGORY : 地域連携実習|2019年4月22日 5:48 PM  

教員採用試験相談会を実施しました。

 

2月の中旬、卒論も終わった4回生が、3回生を対象にした教員採用試験の相談会に参加してくれました。
小・中・高の校種別、県別に対応して、個々の相談に熱心に応じていました。自分が使った参考書や資料を後輩に譲っている光景も見られ、いい相談会になりました。

CATEGORY : お知らせ|2019年3月29日 4:59 PM  

地域連携実習の意見交換会を実施しました。

 

平成30年度 地域連携実習意見交換会

日時:平成31年2月7日(木)  16:30~18:00
場所:愛媛大学教育学部会議室
出席者:学校及び教育関係者・・・24名、愛媛大学教員・・・13名、教職支援ルーム・・・1名

実習カリキュラム委員会 池野修委員長挨拶
今年度の2月1日付地域連携実習の概要の説明と、学生の体験活動にご協力いただいたことへのお礼が述べられた。

地域連携実習ワーキング 中野委員長
今年度の学習アシスタントについて、参加した学生にアンケートを取ったことを報告しました。
おおむね学生は活動について、参加してよかった、自らの授業力向上に役立っているという意見が多く見られた。少数意見ではあるが、要望として大まかに2点あげている。
・時間変更や日程変更に連絡がなかった。また、入ったクラスの先生が知らなかった
・具体的なサポートの内容が分からず困惑した。

事業依頼があった学校・教育機関数64
事業依頼数  187 市役所から新規依頼の児童クラブ34
延べ事業の学生参加数 697

意見交換
活動に参加した学生の様子

【小学校】
良かった点
・一生懸命。子ども理解の学習として良好であった。
・理解が不十分な子に、そっと寄り添って支援をしてくれる。
・アシスタントと応用実習うまくつながった。
・わくわくチャレンジサタデー準備や対応が良い。
・宿泊、イベント等で子どもたちの面倒を見てくれた。
・マラソン大会で伴奏や準備片付けも率先してやってくれた。
・授業の補助でも広範囲に素早く動いてくれた。
・教員の高齢化もあり、外遊びを一緒にしてくれて助かる。
・音楽部の演奏指導は学生のスキルも使えている。
気になった点
・前向きに教員とコミュニケーションを取って学習してほしい。
・行き帰りの安全が心配である。もう少し積極的に関わってほしい。

【中学校】
良かった点
・目標を持った学生が来てくれた。積極的に生徒に関わってくれた。
・数学、英語の授業に学習アシスタントに入ってもらったが、アシスタントの学生に大変助けられた。
・英語のタブレットを使用した授業を手伝ってもらい、研究授業にも役立った。
・例年行われている、夏休み中の宿泊学習では、事前情報の引継ぎがされている点はいいが、マンネリ化してきていたので、今年度プログラムをリセットすることがあった。
・保健室登校の生徒(5~6名)へ週1程度支援してもらった。人とかかわる心地よさを生徒に体験させてほしいと伝えた。来てくれた3名の大学生が情報共有し、確実に参加をしてくれ助かった。生徒も大学生を心待ちにしていた。
・(高校)進学する生徒の受験科目の個別指導や市願書の書き方など手伝ってくれた。教科のアシスタントもしてくれ、助かった。
気になった点
・土曜塾では60名の生徒が参加をしている。手のかかる生徒も多いので、継続して来てくれる居場所、雰囲気作りが大切。もう少し砕けてもいいのではないかというほどまじめな学生がいた。
・1名の学生が途中で連絡が出来なくなり困った。その後、教職支援ルームに速やかに対応して頂いた。

【全体】
大学への要望・改善策
・小学校の音楽専科、理科専科が少なくなってきているのでそこに補助が欲しい。
→中等教育の学生が少ないので難しい部分もある。
・学校のことをよく知っている学生が来るとよい。
→地域連携実習は1回生の参加が多い。2年次のふるさと実習に行く要件になっている。2回生は授業数が多いので行きにくくなっている。
・限られた学校への実習なのでさらに多くの学校に広げて欲しい。
・外国語アシスタントALTがいない時の学習アシスタントを来年はお願いしたい。

学生を募集するときの工夫
・食事時間を挟む時は、食事を提供したり、食事代を提供したり、負担が少ないようにしている。
・余裕をもって募集をかけている。
・魅力的と思ってもらえるよう案内をする。
・アシスタントのためになる授業を提供するように努めている。
・少人数授業を提供するようにしている(そちらの方がアシスタントが有効に活用できる)。
・学生のペースに合わせている。
・情報発信の仕方を工夫するようにしている。(ポスター掲示など)
・職朝で、学生が来ることを伝えていた。また、学校で行われる講演会への参加できるようにした。
・授業の変更など、できるだけ早めに伝えるようにした。
・生徒が学生とコミュニケーションを取れるよう、雰囲気作りに努めた。
・先生方に学生とコミュニケーションを取ってもらうようにしている。また、いろんな経験ができるようにしている。

○その他
・学習アシスタントに関して、コマ数の消化が難しい。教員採用試験等の関係で、学生は特定期間全く学習アシスタントに従事できなくなることが要因となっている。
・上記に関連して、学習アシスタントのペース配分が難しい。
→教員採用試験前など、配慮していただきありがたいですが、週1程度ならば学生は入れると思われます。
・アシスタントを受け入れる学校側が、アシスタントを十分に活用できていない現状がある。
・中学校でのアシスタントの活用が難しい。TTの在り方自体も考える必要がある。
・小学校54校中何校ぐらい学生が行っているか?ボランティアだと学生が来る学校が限られるのではないか?
→小学校21校、中学校15校。距離の関係・授業時間の関係で違いがある。
・学校の教員が学生を呼ぶ良さを知らないので、呼ぼうと思えない教員がいる。先生たちにもっともっと効果を知ってもらう必要がある。
・大学に申請する教員と、学生と連絡をする教員は別のところも多い。窓口の教員には動きやすい先生がいると、大学生を振り分けやすいし、学生も何をしていいかわからないという状況にならない。

今年度も学生が大変お世話になりました。ご指摘ただいた件はガイダンスで周知し、よりよい活動になるよう指導してまいります。来年度もよろしくお願いします。

 

CATEGORY : 地域連携実習|2019年2月21日 5:05 PM  

地域連携実習のガイダンス(第7回今年度最終)を開催します。

 

今年度最終となる地域連携実習のガイダンスを下記の日程で開催します。これに参加できない場合は、教職支援ルームにて相談受付ます。

第7回 10月25日(木) 5限 16:20〜(90分程度) 教育学部 103講義室

 

CATEGORY : 地域連携実習|2018年10月1日 3:25 PM  

教員採用試験あと少しで終わります。

 

今年も、輝塾を開きました。他県の教員採用試験2次は次々と終わり、残すところ愛媛県教員採用試験2次があと1週間になりました。

模擬授業や面接の練習を自主的に仲間を集めて頑張っていました。

 

 

 

CATEGORY : お知らせ|2018年8月27日 4:18 PM  

地域連携実習のガイダンス(第5回、第6回)を開催します。

 

地域連携実習のガイダンス(第5回、第6回)を下記の日程て開催します。

 
第5回 5月24日(木)  1限   8:40~(90分程度) 教育学部101講義室
第6回 7月4日(水) 2限 10:20~(90分程度) 教育学部202講義室

先日行われた第3回、第4回地域連携実習ガイダンスの様子

 

CATEGORY : 地域連携実習|2018年5月18日 5:39 PM  
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