意見交換会を開催しました。

 

平成27年度  地域連携実習意見交換会を下記の要領で開催いたしました。

日時:2016年1月28日(木)16:30~18:00
場所:愛媛大学教育学部会議室
出席者:学校および教育機関関係者・・34名、愛媛大学教育学部教員・・12名、教職支援ルーム・・1名

●実習カリキュラム委員会 吉村直道委員長挨拶
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各学校や各機関の参加されている方々へ今年度557名という多くの学生が勉強させていただいける場を提供していただいたことへの感謝の意が述べられた。

●宇高地域連携実習ワーキング長挨拶
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今年度の現状と来年度へのお願いが述べられた。
今年度の現状としてFICシステムがセキュリティー上の問題で、9月から1月当初までシステムを見直すという作業に入り、ご迷惑をかけしたということと、来年度へのお願いとして、新しく大学院生向けに、長期にわたり子どもたちと関わるものや、行事などの企画運営に関わるものなど単位科目が設置されるに当たり、今後もそういった事業の提供をお願いしたい。

今年度の1月28日付けの数値
・事業依頼があった学校・教育機関数  65
・事業依頼数  135
・延べ事業の学生参加数 557名

意見交換会

【小学校】
活動に参加した学生の様子
<良かった点>
・子どもへの対応も冷静で根気強い
・まじめで子どもへのかかわりもよく、効果的である。
・意欲のある学生が多くて助かっている。
・礼儀正しい。
・器械を使うとき、安全面で助かった。
・学生に6名来てもらっているが、1回の連絡で全員に伝わり助かった。
・インターンシップに来てくれた学生がそのまま地域連携実習に来てくれた。
・教員の平均年齢が52才なので、若い先生が来てくれると子どもたちが喜ぶ。
・教え子が大学生になって来てくれた。

<気になった点>
・休む時は連絡をきちんとしてほしい。
・1回生からM2まで継続してきている学生もいるが、1回生は一気に参加もするが、しんどいと感じたら一気に引く傾向がある。
・立地上、学生の確保が難しい。
・遠いので、車で来てほしい。
・学生がまじめ。髪型、服装ともっとリラックスした服装でもいいのではと思う。
・給食を食べてもらいたいが、実費か学校側で用意すべきか迷うところだ。

<大学への要望・改善策>
・保健室登校の子どもに対応できる学生を希望したい
・教育実習を経てから子どもの対応をさせたい。
・次年度以降大学院生の地域連携実習の活用を期待したい。
・学生から、こんなことしたい、または、できますよと、提案してほしい。
・平日来てもらう方法はないか?
・学習アシスタントで来てもらっているが、1月は卒論で来られない学生がいて、予算の面で困る。
・クールビズを推奨しているのに、ネクタイとジャケットを着てくる学生がいる。クールビズを推奨してほしい。
<学生を募集するときの工夫・また来た学生に配慮してくださっていることについて>
・いろんな先生に経験を話してもらった。
・単発の実習には多数来る。
・1回生は時間もあるので、来たときにやさしく丁寧に育て4年間来てもらう。
・遠いので、交通費を出している。
<その他>
・全教員が学生の手助けを望んでいるわけではない。現場での調整が難しい。

<学生に来てもらうためのアイデア(番外編)>
・「卒論のデータを取っていいよ。」と学生にとってメリットを与える。
・大学生が主体的に動ける機会を作るといいのではないか。
・いい評判を流すといいのでは?
・新採の教員からの情報をもらえるというのは?
・現場の先生方の話を学生にしていただきたい。(愛大教員)
・給食が食べられるというのもメリットがあるのでは?


【中学校】
活動に参加した学生の様子
<良かった点>
・子どもが気軽に相談できている。
・子どものアンケートには「困ったときに声をかけてくれるので良い。」「もっと来てほしい」
・教育実習を体験した学生はレベルが高い。
・教員の目の行き届かないのもフォローしてくれる。

<気になった点>
・初日で休む
・コンスタントに来てほしいが、難しい。

<大学への要望・改善策>
・事前連絡をしっかりするよう指導してほしい。
・受け入れ先の学校側も指示を明確にしなければならない。
・コンスタントに学生がほしい。教育実習時に学生が減る。
・学生の専門性を考慮したり、要望を聞いてやれば違う活動もできる。
・アシスタントの男女比で女子が少なかったのでバランスよくできないものか?
・学生の悩みとか把握しているのか?

<学生を募集するときの工夫・また来た学生に配慮してくださっていることについて>
・学生の控え室を作ったらどうか。
・短期間でも受け入れOKなので、学生の入れ替えが多いが、多く参加してくれる。
・出勤簿を職員室の真ん中において声をかけやすくしている。
・学生に連絡が早く行くようにする工夫をしている。
・警報の時などは、学校のHPを見るよう伝えてある。

<大学からの返答(小・中併せて)>
・学生と連絡が取れない。また、初日から来ない。
→学生と連絡が取れないなど、何か問題があれば教職支援ルームに連絡をするようにしてください。
・卒論や教育実習で休まれると、学習アシスタントの予算執行の面で困る。
→学生も大学教員との間で板ばさみになっていることがよくある。学生が無理をせず行ける時間、約120時間を目安に、市教育委員の方には申請を出してください。
・平日来てもらう方法はないか?
→2から3回生は授業が多くなり、平日参加しにくい。そのかわり、1回生と3回生後半からは時間ができて参加できる学生が増えてくる。
・アシスタントの男女比で女子が少なかったのでバランスよくできないものか?
→教科の指定から男女比がうまくいかないこともあります。小学校希望は女子が多いが、数学は理学部数学科も入ってくるので男子が多くなります。多少は考慮します。
・学生の悩みとか把握しているのか?
→教職支援ルームに相談に行くように伝えています。大学内で助言しています。
・給食を食べてもらいたいが、実費か学校側で用意すべきか迷うところだ
→学生は、特に指示がない限り、給食費や交通費等の実費分は自己負担であると自覚して参加しております。しかし、遠距離であり学生が集まりにくいといった学校ごとの実情やご厚意に応じて、ご配慮いただける場合があります。大変感謝しております。この件につきましては、学校ごとのご事情に合わせたご対応で構いません。よろしくお願いします。

●山﨑教職総合センター長挨拶
学生の事を思って悩み、またいろいろ検討されていることを伺い、大学側も学校現場とさらに連携して学生を育てていかなければいけないと感想を述べられた。

*数多くのご意見ご感想をいただきました。ここで、いただいたご意見は、次のガイダンス時にしっかりと学生に伝えます。何かありましたら些細なことでも教職支援ルーム木村までお問い合わせください。

CATEGORY : 地域連携実習|2016年2月5日 2:32 PM  
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